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2024.02.29

ホームページ制作は情報設計が9割の理由

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こんにちは。menoの樹神(こたま)です。今回は「ホームページ制作は情報設計が9割の理由」というタイトルでお話をできればと思います。

ホームページ制作を考えている担当者や企業の社長様が、制作会社などに依頼する時の助けにほんの少しでもなれば幸いです。

目次

1. そもそもホームページはなぜ必要なのか?

ホームページとはその名の通り、事業やサービス・会社や個人のホーム。家という意味ではなく、どちらかというとメイン拠点みたいなイメージ

情報がいつでもどこでもスマホ一つで手に入れられるようになった現代で、ウェブサイトで誰かや何かを知り購買行動へ走るのはとても一般的なこと。だからこそ、何かその会社や事業について知りたいと思った人がいた時にホームページがないとそこで行動が途切れてしまい機会損失に繋がることも少なくない。

実際問題、皆さんも何か知りたいものやことがあったときに、調べて出てこなかったからそのまま忘れてしまったという経験があるのではないでしょうか。

ほとんどの会社やサービスのサイトが次々と生まれる時代で、ホームページがないというだけで、信用情報が薄いと捉えられてしまうケースもある。

結論、menoでは
「機会損失を防ぐこと」がホームページの大枠の目的にあたることが多いと考えています。

2. ホームページの情報設計の重要性

では、目的を達成するための手段としてホームページ制作という過程は存在するわけだが、どのように作っていくのか。

より一般的な話をすると、会社や人によって多少前後したり名前が違ったりはするかもしれないが、大枠の流れは以下になる。

  1. 全体のヒアリング

  2. 競合調査・分析

  3. 情報収集

  4. サイト構成(サイトマップ・ワイヤーフレーム)の作成

  5. サイトデザインの作成

  6. サイトの実装

  7. サイト公開テスト

  8. サイトリリース

デザイン以降のクオリティが下がるイメージ図

どれも大事ではあるが、デザイナーをしながら数十社以上のホームページを制作してきて今思うのは、「3と4がしょぼいと大体5以降はしょぼくなる」という感覚がある。

この章で伝えている情報設計とは、まさにこの3と4に重心を置いた部分のことを指すと思ってもらえれば良いと思う。

3. 情報設計が甘いとなぜHPがしょぼくなるのか

情報設計が大事と感じているのは、ただの感覚的な話ではなく、実際の多くの制作フローと密接に関係している

全体の情報を収集して、ホームページのサイトマップを作成しワイヤーフレームに起こすという作業は、ディレクターと呼ばれる担当がこなすことが少なくないが、そこで作ったものを前提としてデザイナーへの指示を出すというパターンがよくある。

もちろんディレクター兼デザイナーの会社もあるだろうし、ディレクターとサイトマップやワイヤーフレーム作成を協業しながら行うケースもあるだろうが、単純に分業した方が効率が良い場合もまだまだ多い。

ここで一つ考えて欲しいのが、デザイナーの役割について。

デザイナーとは表層のデザインを美しくカッコよくより魅力的に表現することも大きな仕事だが、それ以上に「情報を整理してより伝わるようにする」という役割が課されている職種でもある。

そのデザイナーがディレクターから降りてきた構成を元にデザイン制作を進行するわけだが、すごく長い文章や複雑な表、図などを綺麗に整理し、わかりやすく見やすくすることはできても、そもそもの全体構成(情報の流れ)がおかしかったり、整理すべき情報が少なすぎて必要な情報が足りなかったりすると、本来のポテンシャルが発揮できない場合がある。

デザイナーは物事を抽象化・具体化を行き来して視覚表現として落とし込む仕事でもある。もらった複雑な情報を咀嚼し、解釈し、より必要な情報が際立つように調整することはできても、そもそも情報が足りていない場合はどうしようもないことがある。

そもそもない袖は振れないイメージ図

極端な例だが、例えば「街のケーキ屋さん」のホームページを作るときに、渡されたワイヤーフレームに住所やアクセスが記載されていなかったらどうだろう。取り扱っているケーキの種類や、アレルギー情報が不足していたらどうだろう。そもそも理念や想いばかりを語る構成で、肝心のケーキの味や特徴に触れていなかったらどうだろう。

「この情報必要ではないでしょうか?」「もっとこっちの情報を先に持ってくるべきではないでしょうか?」と提案はもちろんできますし、是正することができる場合もあるでしょう。

しかしながら、90%のものを1回のやり取りや調整で95%まで持っていくことはできても、50%のものを95%まで一気に持っていくのはかなりのコストがかかることは明らかなのです。

フリーランスなどで間に別の担当が数人入る場合なんかでは、「お客様と構成の段階で既に合意を得ているから、これで進めてくれ」と言われてしまうこともあるかもしれません。

つまり何が言いたいかというと、「情報設計」というフェーズをユーザーの視点でしっかり考え抜いて作り込まない限り、本当に必要な情報はお客様には届きづらいということです。

4. 見た目だけで勝負できるのはひと握り

ホームページといっても様々な見栄えのものがあるが、多くの依頼主の場合は見た目についてしっかりこだわるが中身はやや成り行きで作ってしまっていることもある。

確かに最低限必要な情報が掲載できてさえいれば、信用レベルの担保などの役割は一定はたすことができるが、しっかり問い合わせや購買行動に繋がる確率はやや低いと思ったほうがいいかもしれない。

コンテンツが薄いのに、多くの行動につながるというのは、よっぽどSNSでバズったとか、見た目がアーティスティックで感性にぶっ刺さるだとか、そういったことが必要になってくるがそれだけで勝負できるのはほんのひと握り。

勝者がいれば必ず敗者がいるように、同業のホームページが10社あれば2,3社にユーザーは集中するものだ。その中に見た目も良くてコンテンツも充実している会社があったら、見た目だけも勝てないかもしれない。

ホームページは機会損失を防ぐためにあるのなら、見た目も大事だがそれ以上に、「好み」に左右されない中身こそ慎重に整理する必要がある

【おまけ】よく見かけるHP制作のアンチパターン

最後に、あくまで全てが悪いというわけではないが、一定こういったパターンがあるのも事実なので、よく見かけるホームページ制作の悪手を一つお伝えしておく。

本当に考え抜いて一定の知見がある担当者が作成したものなら問題ないが、昨今のホームページ事情にあまり明るくない社内の担当が全体の構成を制作会社に持ち込んで、そのままデザインだけ依頼するパターン

コンテンツの置き方がユーザーにとってわかりにくかったり、情報の抜け漏れが激しかったりする場合があるが、依頼された会社にとっては是正したくても予算的にデザイン以外に工数を割けない。

そんなケースもよく見かける気がする。

予算が多く捻出できないという気持ちも状況もわかるが、あくまで「目的はなんなのか?」ということをもう一度踏みとどまって考えてみると、逆に中長期で大きな損をする可能性もあることを忘れないでいてほしい。

menoではこういった状況も踏まえて、よりお客様と同じ目線で自分ごと化しながら併走するパートナーとしてこれからも全力を尽くしていきたいと思う。

一時的な損得ではなく、中長期的に成長を一緒に目指せるような、そんな支援をお約束するので、もしここで書いたような悩みや思い当たる節があった担当者・社長様は、気軽にご相談をいただけると幸いです。

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