

【品質スコア】コスパよくGoogle広告の上位表示を獲得するために知っておくべき話

こんにちわ。menoの代表をしている矢野です。
今年は弊社ブログ記事をもっとしっかり更新していくことを目標に、ちまちまとお役立ち情報をアップしていく所存です・・・笑
さて新年の挨拶以降、初回の今回は、Googleの「品質スコア」という概念についてすこし解説してみようと思います。
▼この記事を参考にしていただく方の例
● Google広告を利用した施策を検討されている方
● Google広告を出稿しているが、コストパフォーマンスが良くないと感じている方
● 広告は打ったことがないが、興味があり知識を得たいという方
まず、Google広告の品質スコアとは?
すでにGoogle広告を出稿している方や、過去に出稿したことのある方はご存知かもしれませんが、Google広告には品質スコアという概念があります。
ざっくりいうと、Google広告を出稿した際の、他の広告主と比較した時の広告の品質を評価する数値のことを指します。
数値自体は、1〜10の10段階で評価され、数値が高いほど品質が高いということになります。
この数値は、あくまで競合の広告との比較によって評価されるため、キーワード広告の場合は、キーワードに応じて、評価数値が異なることがポイントです。
広告やリンクサイトの内容がほぼ同じでも、特定のキーワードでは品質スコアが低く、その他ではそこそこ高い数値を記録しているという場合も存在するというわけです。
品質スコアの算出方法は?
では、品質スコアは具体的にどのような指標に基づいて算出されるのかについても少し触れてみます。
こちらについては、Google広告の公式サイトにも記載されているとおり、大まかに以下の3つの要素を総合して算出されています。
推定クリック率(推定 CTR)
広告の関連性
ランディングページの利便性
1. 推定クリック率
広告の過去のクリック数とインプレッション数などの影響を受けて、キーワードに対するその広告がどれくらいクリックされるかを推定した値になります。
2. 広告の関連性
広告に表示する際のテキストやユーザーの検索に対する関連性などから推定されます。穴場のキーワードを狙ったりする場合は、本当にユーザーがそのキーワードによってそのサイトの情報を求めているのかを考えて出稿することが必要です。
キーワードとの関連性が薄い情報を広告として出稿してしまうと、離脱率や滞在時間も減少することが予想されるため、慎重にキーワードを選定することが求められます。
ただし、サイト内に関連ワードを多く盛り込んだからといって、必ずしも関連性が高いと判断されるわけではないことにも注意が必要です。ユーザー視点でサイトを設計しておくことがもっとも重要です。
3.ランディングページの利便性
少し抽象的ですが、具体的な要素に分解するとすれば、サイトの表示速度やアンカーリンク、コンテンツ順、サイト全体のUI/UXなどが幅広く影響してきます。
ユーザーが求めている順にコンテンツを並び替えたり、ボタン等のコントラストやサイズを調整するだけでも、ユーザーの離脱率などに改善が見られたり、問い合わせまでの遷移が増えたりするため、品質スコアが上がらない場合はサイトの全体的なデザインやUI/UXを見直してみることも必要かもしれません。
画像が多い場合は、alt属性で説明文を付与するなども基本的な対応として考えられます。
品質スコアの比較対象期間は?
上記で、品質スコアとは、「Google広告を出稿した際の、他の広告主と比較した時の広告の品質を評価する数値」ということを述べましたが、この"他の広告主"という部分の定義についても、公式に触れられています。
各要素の総合評価について、Google広告では「平均より上」、「平均的」、「平均より下」のいずれかのステータスが付与されます。
この評価は、全く同じキーワードに対して表示された他の広告主との比較に基づいて決定されますが、過去90日間が比較対象期間であると明記されています。
なので、広告を出すタイミングによって競合が変化していくため、タイミングによっても品質スコアは変動していくことになります。
コスパ良く上位表示するために品質スコアを上げる
ここまでで、"品質スコア"という概念と、その数値の算出について触れてきましたが、この数値が一体何どう利用されているかというと、広告ランク(広告の掲載順位)に影響してきます。
広告ランクは、ざっくりと以下のような式に近い形で付与されていると考えることができます。

広告であっても普通の検索結果であっても、通常は上にある方がクリック率が高くなるため、この品質スコアをあげることにより、クリック率を改善できることがわかります。
広告ランクが高い方が、上位表示される可能性が高くなるためです。
逆に、品質スコアをあげておけば、広告の入札単価を下げても広告ランクが高い状態を保つことができるとも取れます。
例えば、A社、B社、C社が競合として広告を出稿していて、それぞれの入札単価と品質スコアが以下の数値の場合を考えてみます。
A社:入札単価=100円/品質スコア=10
B社:入札単価=500円/品質スコア=1
C社:入札単価=200円/品質スコア=4
わかりやすくするために、一旦広告フォーマットは無視するとして、それぞれの広告ランクは以下のようになります。
A社:広告ランク=100円×10=1000=1位
B社:広告ランク=500円×1=500=3位
C社:広告ランク=200円×40=800=2位
B社は、品質スコアが低いため、A社の5倍も広告の入札単価を支払っているにもかかわらず、A社とC社に広告ランクで劣ってしまうという状況が起こり得ます。
品質スコアを高い水準にしておけば、広告の入札単価を低い状態のままで上位表示を獲得することができるというわけです。
まとめ
Google広告を出稿する場合は、予算の中でパフォーマンスを最大化するために、品質スコアという概念を理解して改善していくことが大切です。実際にものが売れても、広告費がかさんで赤字になっては元も子もないという場合も多くあるので、改めて戦略的に広告を活用していく手助けになればいいなと思います。



